三次にイソヒヨドリ?
イソヒヨドリのイソは磯。本来は海辺の近くに住む鳥です。内陸部に進出しているというニュースは聞いていましたが、三次で、しかも巴家の庭で見られるとは! オスは青みがかったグレーとくすんだオレンジの色が目立つ鳥なので間違いないと思います。あまり人を怖がらず、こちらが庭でゴソゴソするのを屋根の上からじっと高みの見物していました。ヒヨドリとは違って鳴き声が美しく涼やかです。 以前、よく遊びに来ていたシジュウカラやエナガなどの野鳥は、庭木を伐採してからは姿を見せなくなりましたが、見通しの良くなった庭に来てくれるようになったこのイソヒヨドリ、巴家に幸福を呼ぶ青い鳥になってくれるでしょうか。
ところで、巴家の裏庭は馬洗川の河川敷につながっています。川沿いの遊歩道は、車の往来を気にすることなく、川の流れる音や野鳥のさえずりを聴きながらウォーキングを楽しむことができ、仕事の合間の気分転換にはもってこいの場所かと思います。十日市親水公園まで歩くと、三次市の「市の鳥」でもあるセグロセキレイが、飛べばいいのに尻尾を振りながらトコトコと歩いている可愛い姿を見ることができます。この鳥たちが住み続けることのできる自然環境が、これから先もずっと守られていきますように。